あおなみ線」を歌でPR、有志が作詞・作曲

「多くの人に口ずさんでもらえれば」と話す押村さん=中川区細米町で |
名古屋市・中川区の住民有志が、10月6日に開業する市の第三セクター鉄道「あおなみ線」(名古屋−金城ふ頭、15.2キロ)のPRソング「あおなみ旅情」を作った。29日に同区荒子2の荒子公園で開かれる「にっぽんど真ん中祭り」でお披露目し、CDの販売も始める。メンバーらは「多くの人に口ずさんでもらえれば」と期待している。(平井一敏)
制作したのは、四十−七十代の男女約四十人でつくるボランティアチーム「はっけん・たんけん・中川区 まちの魅力発信隊」。区内を走る新しい鉄道の開通を地域の活性化につなげようと、四月から全員で歌詞の案を出し合うなどして歌作りを進めてきた。
作曲は、二年前に同区ゆかりの戦国武将・前田利家にちなんだ「前田利家音頭」を手掛けた同区細米町の歯科医師押村進さん(50)が担当。編曲は押村さんの音楽仲間がボランティアで引き受けた。歌詞は三番まであり、区内にできる中島、荒子、小本の各駅周辺の情景などが表現されている。「優しく、口ずさみやすい演歌調の歌に仕上げた」(押村さん)という。
若い人たちにも地域の魅力を知ってもらおうと、子ども向けの学校数え歌「なかがわく みんなのうた」も同時に制作。ラップ調で二番まであり、区内にある全三十八の学校名と七つの川の名前に名古屋弁のせりふを織り交ぜたユニークな曲となっている。
この二曲を収録したCDを自費制作。「あおなみ旅情」は四十代の女性メンバー二人、「みんなのうた」は地元の踊りチーム「前田利家ONDO・舞人(まい)」の女子中学生四人らがそれぞれ歌い、今月中旬に市内のスタジオでレコーディングした。
祭りでは午後二時すぎから、メンバー全員で「あおなみ旅情」を合唱。発表に向けてそろいのTシャツを作り、各メンバーが自宅のパソコンなどでCDの複製作業も進めている。当日までに一千枚を用意し、一枚三百円で販売する予定だ。
祭り後は区内の飲食店などでCDを流してもらうなどして普及を図りたい考え。押村さんは「歌を通じて地域の魅力を知ってもらい、まちづくりに興味を持ってもらえればうれしい」と話している。
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